BL小説

【アフリカ夜想曲】シリーズ

1873年から2060年までの、英国、パリ、ケニア、エチオピア……。
英国貴族グラニスター侯爵家の男たちの愛をめぐるヒストリカル・植民地ロマンス。

アフリカ夜想曲

「……俺たちは、最初からこうなるってわかっていたのに、どうしてやっぱりこうなったんだろうね……」 1900年。オスカー・ワイルドが同性愛の罪で投獄されて、まだそれほど経…

ロード・ダニエルと聖リュカの誘惑

「喪失と諦めは、遅かれ早かれ、生きていたら必ず降りかかることだよ。手に入らないものを諦められないあなたはかわいいけれど、人間の美しさはどうしようもないものを受…

【兎を見て冬吾を放つ】シリーズ

少年院を出た冬吾(19)と、過去と秘密のある探偵才木(35)。
傷を抱えるふたりがお互いに出会って、自分と向き合い、新しい人生を歩き出すまで。
社会派ヒューマン・ボーイズラブストーリー。年下攻め、ハッピーエンドです。

兎を見て冬吾を放つ

「すぐにあんたの隣で、あんたが頼れる大人になるから。俺を頼って」 傷害事件を起こし少年院に行った十九歳の冬吾は、出院後、建築板金工見習いとしてひとりで暮らしてい…

尾を振る冬吾の鏡は横にひび割れない: 兎を見て冬吾を放つ番外短編集

「いいなあ、好きなひとが俺のことを好きって......」(シロツメクサの恋人) 「おまえの望みだったら、なんだって俺の望みだよ」(吠える冬吾にけしかける) 「一日デー…

恋するホモサピエンス〜笑わない彼と真夏の考古学入門

人生勝ち組大学生の亮輔は、憧れていた先輩から遺跡発掘のアルバイトを頼まれる。発掘現場で待っていたのは、濃すぎるおじさんたちの世界だった。
人生を自分の手に取り戻す、ヒューマンBLストーリー。ディアプラス小説大賞四次選考通過作品。

恋するホモ・サピエンス〜笑わない彼と真夏の考古学入門〜

オレたちは、自分の弱さと生きていく。 人生勝ち組大学生の亮輔は、憧れていた投資サークルの先輩から夏休みの間だけ遺跡発掘のアルバイトを頼まれる。発掘現場で待ってい…

「夜の学校」アンソロジー

Sweets MIXさん主催の夜の学校アンソロジー参加作品。
スイスのバレエ学校に留学している砂上 那波人には、ある熱烈なファンがいた。ファントム――そう名乗る人物が、たびたび情熱的すぎるファンレターを寄越してくるのだ。
ある時ファントムが夜の茶会に招待したいと書いてきて……。

うるわしきもの見し人は(夜の学校アンソロジー)

お声がけいただき、「夜の学校」をテーマにしたkindleのBLアンソロジーに参加しました!テーマを何にするかから参加者で話し合って決めて、とても面白かったです。私はス…

上司に萌えるアンソロジー

SweetsMIXさん主催の「上司に萌えるアンソロジー」参加作品。
上司はアメリカ合衆国、第四十代農務長官セス・《クールビューティ》・マイルズ。部下である主人公は彼の秘書官ケント・ハーバード。
ふたりの出会いはセスがケントの実家である紅茶農園へ視察に来た時のこと。ニューヨークの有名な大学へ行き、まわりの人たちの生活をよくしたい。11歳のケントのそんな夢を、セスは初めて肯定してくれた大人だった。
それから十数年。視察先で起きたある出来事がきっかけで、ケントは今まで知らなかったセスの想いを知ることになる。
「君が嫌じゃなければいつでも許可するよ。ほら、ぼくからお願いするのは、パワハラになっちゃうだろう?」

長官、お茶のお時間です!(上司に萌えるアンソロジー)

Sweets MIXさんのアンソロジーにまたお誘いいただきました。今回のテーマは「上司萌え」。アメリカの秘書官×農務長官で、長い両片想いが成就するお話です。 『長官、お茶…

ライトBL・ボーイズロマンス

性的なシーンがない、または朝チュンなど性的描写がほぼないBLです。

春と知らずに俺たちは(商業出版)

橘風矢は、事故を起こして服役中の幼馴染であり、妹・六花の夫であった山井大地に手紙を送る。事故で妹を死なせた大地に対して複雑な心境を綴り、返信を重ねながら昔を思い出していく。秘めた想いと取り返しのつかない罪に向き合いながら――。

春と知らずに俺たちは

株式会社BookBaseさまより、商業出版デビューさせていただきました! あのときの誓いは決して、破られるべきじゃなかった。たとえどんなに、君に会いたかったとしても。 …

ケンブリッジをふたたび離れ

英国の寄宿学校に留学することになった12歳の尊。彼は天使の歌声を持つ美少年、クリストファーに恋をする。
一緒に過ごすうちに孤独なふたりは親密になってゆくが、ふたりの間には埋められない溝があり……。片想いです。

ケンブリッジをふたたび離れ

「君とキスするのは、……僕にとっては誘惑だった」 英国の寄宿学校に留学することになった十二歳の尊。彼は天使の歌声を持つ美少年、クリストファーに恋をする。中間休暇や…

雨が降ったら仕事をやすんで

ある日仕事に行けなくなった八神(30)のもとに、自由でワイルドなアフリカ帰りの課長(40)がやってくる。ハッピーエンド。

雨が降ったら仕事をやすんで

「サファリはいいぞ。自然の前では人間は本当にちっぽけな存在だってことがわかってさ。おまえに見せてやりたいな。きっといろんなことがどうでもよくなる」 必死に働いて…

春となり、君に恋して

高校生から大学生へ、恋をして成長していく少年たちの姿を描く、青春ライトBL。ハッピーエンド。

春となり、君に恋して

 春が来て、オレたちは変わらないでいることはできない。  イケメンお気楽お坊ちゃん高校生、春日桃太は彼女と続かないことが悩み。彼はある夜ひょんなことから、クラス…

カカオ90パーセント:ビターエンドBL短編集

ある年末の日、元彼の幸せな家族写真を見てしまう話。
ゾンビになって余命があとわすかだと知り、初恋の人に会いに行こうとする話。
結婚した幼なじみの訃報を聞く話。
感染症が蔓延する中、触れることのできない病弱な恋人との話。

カカオ90パーセント: ビターエンドBL短編集

ビターエンドボーイズラブ短編集。 ある年末の日、元彼の幸せな家族写真を見てしまう話。ゾンビになって余命があとわすかだと知り、初恋の人に会いに行こうとする話。結婚…

さよなら僕の最後の恩寵

「先生が俺にやさしかったのは、兄さんの弟だから?」

英国の寄宿学校の先生が、ケニアからやってきた問題児の指導を任されて、厩舎で交流したり、早逝した淡い恋の相手の墓参りに行ったりしながら距離を縮めていく話。ハッピーエンド。

https://narakawaerica.xyz/archives/816

一般文芸

いつかどこか、わからない世界。
少年たちは「80階」に招かれることを心の支えに、どこにも行けないビルの中で暮らしている。
絵がうまくなれば、外に出られるというのだが……。

ダーウィンの箱庭・夢を紡ぐ人々

 こうして僕たちは、希望をつなぐ。  いつかどこか、わからない世界。少年たちは「80階」に招かれることを心の支えに、どこにも行けないビルの中で暮らしている。絵がう…

海外滞在記

移動祝祭日の日々: パリ留学日記

ヘミングウェイがパリを移動祝祭日と呼んだのはその著作『移動祝祭日』の中で、彼は幸運にも若いうちにパリで過ごすことができれば、パリはそのあとの人生についてくると…

Romanian Diary 〜ルーマニアの港町で働いた90日〜

待っていた仕事は草むしり? 木の根が原因で断水?馬車をヒッチハイク? 天井から蜂?学歴主義の同僚とバトル? ルーマニア人は働かない?帰宅時には柵を登って乗り越…